2004年7月21日(水)「しんぶん赤旗」
【ワシントン=時事】自民党の中川秀直国対委員長は十九日、ワシントンのシンクタンクで講演し、憲法改正問題について「政策的な大連立を十分視野に入れて進めていくべきだ」と述べ、自民、民主両党の大連立の可能性に言及しました。
中川氏はこの中で、公明党についても「排除の論理はない。何をするかが大事であり、政治の枠組みが大事なのではない」として大連立に加わって議論すればよいとの考えを表明。
九条の改正については、条文に「日本国民は自らの平和と独立を守り、その安全を保つことを目的とした自衛のための軍隊を保持する」と明記すべきだと強調しました。