2004年7月19日(月)「しんぶん赤旗」
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「新潟・福島豪雨」の被災地、新潟県中之島町に十八日、県内外から中之島町水害救援ボランティアセンターに登録しているだけでもボランティア千百九十八人が駆けつけました。夏休み前の連休を利用した学生、中高生の姿もありました。
同町・中之島地域の大通りには、大型車が入り泥の除去作業が進められています。日中、雨の心配なく作業が進められましたが、道路に残り乾燥した泥が時折、風に舞い上げられ目が開けられないほどです。
一方、住宅が密集する小さな通りに入ると、家からかき出された泥が道に山積みにされ、ぬかるみで人が歩くのがやっとの場所もあります。ヘドロの悪臭もします。
被害が最もひどい地域の細い道に面した家では、床板をはぎ取り、二十センチ以上堆積(たいせき)した泥をスコップでかき出し、三、四人でバケツリレーで搬出する若者の姿がありました。新潟県内の大学で、学生が運営する「ボランティアバンク」に登録し、メールでボランティア情報を知って来たという十三人です。
軍手を泥だらけにし黙々と作業する一人、四年生の貝瀬芳博さん=新潟市=は「何かできることはないかと思っていました」。昨晩、バイト先の店長にボランティアに行くことを話すと「がんばってこい」と肩をたたかれ、長靴を貸りてきました。「自分が役に立ててうれしい。でも、これだけひどいから、公的な支援策をぜひ」
ボランティアの支援を受けた被災者夫妻は四年前、仕事で神奈川からこの家に引っ越してきました。「近くに親せきもいなくて、初めは二人でぼうぜんとしていたんです。三日目からボランティアが徐々に入りはじめ、今日は学生も。本当に助かります」と会社員の妻(31)。
「テレビで見ていたけど、信じられないくらいの泥が家の中に入り込んでいて、びっくりした」というのは亀田町から両親と来た高校二年の渡辺仁さん。住宅の泥を袋詰めにし、外に運び出す作業を手伝います。
ズボンやシャツは、泥と汗まみれ。ほおにも泥がついていますが、「こんな泥んこになったけど、自分の汚れはどうでもよくなってきた。ほかじゃこんなに人の役に立てることないから」。
東海・北陸信越総局 唐沢俊治記者
新潟県集中豪雨被害で、日本共産党が設置した現地対策本部は、新潟県三条市林町一の一四の一三、党中越北部地区委員会内にあります。
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