日本共産党

2004年7月12日(月)「しんぶん赤旗」

7選挙区(現職区)及ばず


埼玉選挙区 阿部候補

 主要五党の六人による激戦となった埼玉選挙区(定数三)では、日本共産党の阿部幸代氏(55)=前=は富樫練三参院議員の議席継承をめざして奮闘しましたが、及びませんでした。当選は自民現職の関口昌一、民主新人の島田智哉子、公明新人西田実仁の各氏。

 阿部氏は大勢が判明した十一日午後十時四十分に記者会見、「結果は残念ですが、政治への批判や怒りは確実にありました。その批判を日本共産党と私の得票に結びつけるに至らなかった。ただ、『二大政党』制にのめりこまない県民の良識を選挙戦を通じて感じた。『共産党頑張れ』の気持ちを感じることができた」とのべました。

 増子典男党県委員長は「昨年の総選挙の水準から押し戻し、善戦したと言えるのではないか」と話しました。

 阿部氏の得票は、昨年の総選挙比例票二十三万七百九十八票(得票率7・80%)を大きく上回り、三年前に獲得した得票率13・52%の水準をほぼ維持しました。

東京選挙区 今村候補 

 主要五政党すべてが候補を立て四議席をめぐり大激戦が続いた東京選挙区は、日本共産党の今村順一郎候補(45)が奮闘しましたが、議席に届きませんでした。当選したのは、自民の中川雅治、民主の蓮舫、小川敏夫、公明の沢雄二の各氏。

 記者会見した今村候補は、「わたしを支え応援してくれた人たちに心から感謝します」とのべ、「二大政党の流れを突き崩すまでには至らなかったが、訴えてきたことは正しかったと確信している。引き続き国民のたたかいの前進へ頑張ります」と決意を表明しました。

 全都の日本共産党支部と後援会は、「日本共産党と今村候補の勝利で政治を変えよう」「憲法改悪派、年金改悪・消費税増税派に東京四議席の独占を許さない」を合言葉に連日奮闘し共感を広げましたが、当選まで及びませんでした。

神奈川選挙区 畑野候補

 参院神奈川選挙区(定数三)で、日本共産党の畑野君枝候補は、奮闘及ばず再選はなりませんでした。

 当選は、自民党新人の小泉昭男氏、民主党現職の浅野慶一郎、千葉景子両氏でした。

 選挙戦で、畑野氏は、年金改悪法の廃止、消費税増税反対、憲法改悪反対などの争点で、悪政の土台を根っこからただす日本共産党の値打ちと、国民の運動と結んで少人数学級の全国実施に道を開くなどの実績も訴えました。原子力空母の横須賀母港化など基地強化に反対し、大もとにある安保条約の廃棄を主張しました。

 畑野氏は、記者会見で「ご支援いただいたみなさんに心から感謝し、ご期待にこたえられず申し訳なく思います」とのべ、「六年間の議員活動と県民のみなさんに訴えた公約にもとづき、県民の運動にかかわり、新たな前進をかちとりたい」と語りました。

愛知選挙区 八田候補

 定数三に七人が立候補した愛知選挙区では、八田ひろ子さんが奮闘及ばず四位で惜敗し、再選を果たすことはできませんでした。

 当選は民主党の現職・木俣佳丈、佐藤泰介両氏、公明党の推薦も受けた自民党の浅野勝人氏。

 八田さんは十一日午後九時四十分すぎ、名古屋市中区の選挙事務所で支持者、報道陣を前にあいさつに立ち、寄せられた多くの支持に感謝をのべたうえで、「岡崎の三菱自動車工場廃止など雇用と働く者の権利を守る活動、憲法九条を守る運動、消費税増税阻止、年金改悪法の廃止など、草の根から国の政治を変える運動を起こしていきたい」と今後の決意を語りました。

京都選挙区 西山候補

 京都選挙区(定数二)で日本共産党の西山とき子氏は、三年前の参院選挙区、昨年秋総選挙での日本共産党の比例票を伸ばしたものの、当選まで届かず、京都で三十六年間続いた党の議席を失いました。

 当選は、民主現職の福山哲郎、自民新人の二之湯智の両氏。

 選挙事務所には各後援会代表や青年など支援者約百人が集まる中、西山氏があいさつ。「私自身の力不足で大事な議席が守れなかったことに心からおわびをします。年金の本当の改善の方向、消費税増税に財源を求めず税金の使い方を変える提案など、府民のみなさんの間に浸透するまでは時間が足りなかった。女性の願いに応え、過労死をなくすとりくみ、憲法を守るたたかいなど、選挙中に訴えた課題は、共産党の草の根の力を生かし、ひきつづき府民と一緒にとりくんでいきたい」と話しました。

 中井作太郎府委員長は、「自民党政治を変えたいという府民の願いを共産党まで持ってくる努力が足りなかった。自民党批判票が民主党に途中下車した。国政で当選する自力をつける挑戦をしていきたい」と話していました。

 左京区のかえるネットで奮闘した男性(22)=フリーター=は、「共産党は草の根の力を持っているから、また明日からがんばりたい」と話していました。

大阪選挙区 宮本候補

 大阪選挙区(定数三)は、日本共産党の宮本たけし候補が、有力四候補と最後まで激しい選挙戦を展開しましたが、及びませんでした。

 当選は、民主新人の尾立源幸、公明現職の山下栄一、自民新人の北川イッセイの各氏。

 宮本候補は大阪市内の選挙事務所で同日十一時半すぎ記者会見し、「なんとしても勝ち抜いてという多くの方の熱い期待にこたえられず、力不足をおわびしたい。議員六年間に国民のいのちとくらしを守る活動をしてきた。その活動をいっそうひろげるためにも、草の根でむすびついた人たちとの共同を強めていきたい」とのべました。

 中原美江比例候補は「未来は私たちのものであることを確信して草の根の活動を広げていく」と話しました。山口勝利党大阪府委員長は猛暑のなかの後援会員・支持者、党員の奮闘・協力にお礼をのべるとともに、「一票一票にこめられたくらし・平和を守ってほしいという切実な願いの実現のためにひきつづきがんばりたい。選挙戦のなかで訴えてきたアメリカいいなり、大企業いいなりの政治でいいのかという問題は避けて通れない。草の根の力を強めて、こうした問題を切り開く力を付けていく」と決意をのべました。

兵庫選挙区 大沢候補

 参院兵庫選挙区(定数二)では、日本共産党の大沢たつみ候補=現=は再選を果たせませんでした。当選は民主新人の水岡俊一氏と自民新人の末松信介氏。

 十一日夜、神戸市兵庫区の選挙事務所で記者会見した大沢氏は「大きなご支援をいただきながら議席を守れず申し訳ありません」とあいさつ。「年金改革や青年の雇用確保、憲法改悪や消費税増税を許さないという公約の実現へ、新たな決意でとりくんでいきたい」と語りました。

 西川恭次党県委員長は「議席を失ってたいへん残念ですが、これから日本共産党の役割がますます大きくなります。国民の願いを実現するため、引き続き悪政と正面から対決してがんばりぬきたい」と話しました。


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