日本共産党

2004年7月6日(火)「しんぶん赤旗」

年金でも消費税でも国民と

日本共産党の主張がかみ合いつつある

大阪で1万5千人 志位委員長が訴え


 日本共産党の志位和夫委員長は五日夕、大阪市北区梅田の阪神百貨店前で、宮本たけし大阪選挙区候補とともに街頭演説に立ち、宮本候補の勝利と、市田忠義比例候補はじめ比例選挙での日本共産党の躍進を必ず、と呼びかけました。駅前を埋めた一万五千人の聴衆は、訴えに聞き入るとともに、「がんばれ」と大きな声援を何度もおくりました。

 志位委員長は、一般の有権者も参加しておこなわれたテレビの党首討論で、日本共産党の主張には、年金でも消費税でも有権者が次々と「納得」の札をあげるのに、小泉純一郎首相や公明党の神崎武法代表の発言には「不満」の札ばかりあがったと紹介。「ここにもいまの国民のみなさんの思いが表れています。私たちの主張と立場が、多くのみなさんの考えとぴったりとかみ合いつつあるのではないでしょうか」と問いかけると大きな拍手がわきおこりました。

 「選挙は最後までがんばったものが勝利できます。比例代表の五議席の絶対当選を目標にしています。がんばれば達成できるところまで追い上げてきました。選挙区でも議席を争うところまで押し上げてきました」と強調。比例代表選挙とともに、選挙区での宮本たけし候補への支持を気迫を込めて訴えました。

 年金問題の話に聞き入っていた会社社長の男性(57)は「与党の年金改革はとんでもないでたらめだ。こんどは自民党には絶対入れない。志位さんの生の演説は初めて。年金にしろ、姿勢が一貫していてぶれないのがいい。民主党は三党合意で間違った。どの党にするかまだ決めかねている。いままで一度も共産党には投票したことはないが、選択肢に入っている。がんばってください」と話していました。

 宮本候補は、「大阪中を駆け巡って、『小泉政権がこれ以上続けば命がなくなってしまう』と涙を流したお年寄りや、『消費税がもっと上がったらこの店は終わり』と話した商店主さんと向き合ってきました。小泉政治と真正面から対決して、本物の改革を進めることができる唯一の候補と政党です」と訴えました。


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