日本共産党

2004年7月2日(金)「しんぶん赤旗」

“反戦の信念が共産党と私を結ぶ”

鶴見俊輔さん 初の選挙応援


 自衛隊創設五十年にあたる一日、京都市左京区での、日本共産党の西山とき子候補の個人演説会に、作家・大江健三郎氏、評論家・加藤周一氏らとともに「九条の会」を発足させた哲学者・評論家の鶴見俊輔氏が応援に駆けつけ、宗教者や学者、市民運動家など、百六十人を前に訴えました。

 これまでどんな人物の選挙応援にも立ったことがない鶴見氏が、「日本の進路にかかわる参院選で京都の二議席を改憲勢力に独占させるわけにはいかない」との党府委員会の要請に応じて実現したもの。「WEBマガジン福祉広場」の井上吉郎編集長のインタビューという形で進行しました。

 鶴見氏は「頭の良い人がどうして戦争の旗を振るのか」という疑問が自身の研究に貫かれている問題意識であることなど、自身の体験やユーモアを交えて話しました。

 日本共産党については、「私と日本共産党とは同い年です。この八十二年間、日本共産党は、日本の戦争に賛成と言ったことがない。八十二年間ですよ。すごいことです」とのべ、「反戦という信念の一点が日本共産党と私を結ぶ線」と強調。

 「私は参政権を持ってから、共産党だけに投票してきたことは確か」とのべると、会場から大きな拍手が起こりました。

 西山候補は、憲法守る議席を勝ち取る決意をのべ、鶴見氏と固く手を握り合いました。


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