日本共産党

2004年6月1日(火)「しんぶん赤旗」

「年金話題にした」

公明、「成果」と誇る


 国民年金未納が明るみに出た公明党の大阪選挙区・山下栄一参院議員。五月三十日の京阪枚方市駅前の演説で、数千人の聴衆を前に、本人は一言おわびをのべたものの、会場には「山下さん頑張れ」の横断幕とともに、「たたかえ! 山下!気にするな!」というのぼりが登場しました。

 応援演説の衆院議員は「いま議論している改革案は公明党の『百年安心』プラン」とのべ、「大変な国民的議論になっている。ここまで話題にしたのは公明党の成果。絶対通したい」。

 国民的な話題となっているのは、真実を隠し続ける自民・公明の態度です。国会議員・閣僚の年金未納問題と不誠実な発表の仕方、「保険料の上限固定」「給付は現役世代の50%」という「百年安心」の“二枚看板”の大うそ。これに国民の怒りが集中し、七割もの人々が法案の「撤回・廃案」を求めているのです。

 こういう世論状況をつくったのは、公明党が「百年安心」の偽りの大宣伝をしてきたからでしょう。その意味では公明党の「成果」といえるかもしれません。


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