日本共産党

2004年5月27日(木)「しんぶん赤旗」

乳幼児医療費

国が就学前まで助成を

全国ネットの母親らが集会


 日本生活協同組合連合会医療部会、全国保険医団体連合会などがつくる「乳幼児医療費無料制度を国に求める全国ネットワーク」(略称・乳幼児医療全国ネット)が二十六日、東京都千代田区の衆議院議員会館内で「五月集会」を開きました。母親など百二十人とベビーカーに乗った乳幼児が参加しました。

 乳幼児医療費助成制度拡充の取り組みを交流し合い、「国が、小学校就学前までの子どもを対象とした医療費助成制度を早期に創設する」、「子どもの通院の医療費を就学前まで助成する自治体を、全自治体の四割以上にする」ことを求めて開いたものです。

 新日本婦人の会富山支部事務局長の石原朝子さんは、「入院、通院とも就学前まで窓口でお金を払わなくてもよい仕組みであるのを、突然、市長が『償還払いにする』と表明。街頭での署名活動や、はがき署名つきビラの全戸配布などの取り組みをすすめて、撤回させました」と発言しました。

 参加者は衆院各党議員を訪問、「どこに住んでも、安心して子育てができるようにしてください」と、小学校就学前までの子どもを対象にした医療費無料制度を早期に創設する請願署名への賛同を要請しました。

 日本共産党の井上美代参院議員、山口富男衆院議員をはじめ民主党議員が激励あいさつしました。


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