日本共産党

2004年5月2日(日)「しんぶん赤旗」

大阪

第75回メーデー

年金改悪阻止、イラク撤退願い

参加者2万人超す

市田書記局長があいさつ


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大阪メーデーであいさつする市田忠義書記局長

 第七十五回大阪メーデーは大阪市北区の扇町公園で開かれ、二万人以上が参加。「地球には武器より花がにあいます」「年金改悪あきまへん」と書いたプラカードやデコレーションを掲げ、デモ行進しました。

 「LOVE&PEACE 非核平和な世界に」と書いたプラカードを掲げ参加した看護師の島田暁子さん(34)は「イラクの支援へフランスのNGOは浄水器とスタッフの派遣で貢献しています。自衛隊は多額のお金をかけて行っていますが、人道支援をしている人たちを危険にさらしています。一刻も早く帰ってほしい」と語ります。

 実行委員長の岩佐敏明大阪労連議長が、年金改悪阻止、イラクからの自衛隊の撤退という、二つのたたかいをかちとろうとよびかけ。「小泉自公政権はもうゴメン」の声をいっそう大きくし、七月の参院選挙で「国民こそ主人公」の政治を確立するために全力をあげようとよびかけました。

 日本共産党の市田忠義書記局長・参院議員、宮本たけし参院議員ら五人の国会議員、各地方議員が参加。大阪のメーデー初参加の市田氏が連帯のあいさつをしました。

 米英軍によるイラク戦争は「歴史のさばきを受け、世界で孤立しつつある」とのべ、自衛隊撤退とともに、国連中心の自主独立の国づくりを支援しようと訴えました。

 政府・与党の年金法案を「国民のくらしと年金制度を土台から破壊する大改悪」と批判し、力をあわせて廃案に追い込もうとよびかけました。日本の劣悪な雇用、労働の実態を示し、大企業の横暴を抑えるルールの確立を強調しました。


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