日本共産党

2004年4月28日(水)「しんぶん赤旗」

怒り殺到 これでも強行か

年金改悪反対 折り込み署名に反響

大阪連絡会一週間で900通


 大阪府内の新聞に百五十万枚折り込んだ年金改悪反対の署名はがきが続々と返送され、一週間足らずで約九百通にのぼりました。与党が二十八日に衆院委員会採決をねらうニュースが流れる中、「私も行列(デモ)に参加したい」の問い合わせも。このとりくみをおこなった年金改悪阻止大阪連絡会の神谷隆文事務局長は「国民の怒りはものすごい。この声を無視して採決強行しようとする与党は万死に値する」と語っています。

 署名は同連絡会が「年金改悪に物申す!」のはがき付きビラを二十一日、「毎日」「産経」「赤旗」の各紙に百五十万枚折り込んだもの。返送されてきたものには、知人に回して五名連記の署名簿を埋めてきたと思われるものも多数含まれています。自由記入の「私の意見」には生活苦やムダ遣いへの怒りがびっしり書き込まれています。

 「一カ月七万円の年金から家賃、国保、介護もろもろ引いたら何ものこらない。私たちを死なす気か。政府関係の者がいい生活してなぜ私がこれだけ苦しめられなイカンのか」(大阪市東住吉区・女性)。「去年リストラされて収入も激減。これ以上の支出は無理。国民の苦しみを政治家は知れ」(和泉市・男性)、「年金制度改革する前に湯水のごとく年金の財源を食いつぶした天下り官僚の責任の所在を明らかにせよ」(河内長野市・女性)。「厚生労働省、ムダ遣い(グリーンピア)、乱費、収賄、日歯汚職、疑惑等々国民をバカにして腹が立ちます」(大阪市住之江区・男性)。「いま日本の大きな曲がり角にきています。日本国を変える運動を展開して」(豊中市・男性)。


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