日本共産党

2004年3月8日(月)「しんぶん赤旗」

道警裏金問題

参考人招致で与野党一致

テレビ朝日系番組 小池政策委員長強く要求


 日本共産党の小池晃政策委員長は七日、テレビ朝日系「サンデープロジェクト」に出演し、自民、民主、公明各党の政策責任者と討論しました。このなかで小池氏は、北海道警裏金問題を解明するため責任者を国会に参考人招致するよう強く求めました。当初は国会招致に消極的だった自公両党も、「事情を明らかにするため、参考人としてどなたかを」(額賀福志郎自民党政調会長)と同意しました。

 小池氏は、元警視監が二十年前に出版した著書ですでに警察の裏金問題を告白していることを紹介し、報償費などを悪用した裏金づくりは長期にわたり全国的におこなわれているとのべました。

 自公両党は警察の内部調査による実態把握を主張。小池氏は、内部告発に基づく日本共産党道議団の追及や住民監査請求の際に説明を拒否した道警の隠ぺい体質を批判し、「警察の中で監査するというのは、泥棒に泥棒を裁けというようなもので無理だ」と指摘しました。額賀氏も「説明を拒否していたことはけしからん」とのべざるをえませんでした。

 参考人招致を渋る北側一雄公明党政調会長に対し、小池氏は「国会が解明しないと明らかにならない。これはぜひやるべきだ」と要求。北側氏も、結局「やりましょう。だれを呼ぶかはよく検討する必要がある」とのべました。


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