日本共産党

2004年2月26日(木)「しんぶん赤旗」

ゆきとどいた教育求め

教員父母 国会に署名1500万人分


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署名を提出する教職員、父母たち=25日、参院議員面会所前

 全教、日高教、全国私教連、全国私学父母懇・すすめる会連絡会は二十五日、四トントラック一台分、約三百箱に詰めた三十人学級の実現や私学助成増額などを求める署名千五百六十九万七千五百九十三人分を参院議員面会所前に積み上げ、日本共産党の紹介で国会に提出しました。

 署名は、すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める「三千万署名運動」として昨年七月からとりくんできたもの。提出にあたって全教の石元巌委員長は「運動の結果、文部科学省が国庫負担での少人数学級編成を認めました。押しとどめることのできない流れが生まれている」と強調。一方、制度はまだ不十分として「国民の要求に根ざした運動を盛り上げていこう」と訴えました。

 全国私教連の谷正比呂委員長は「小泉『構造改革』で私学助成が削られている。国の責任で助成させるよう、新たな運動を」とのべました。

 日本共産党の畑野君枝参院議員が「最初、文科省は予算がないと逃げていたが、各県などで三十五人学級などが実現してきました。国の責任で三十人以下学級を実現させるよう、とりくみを広げましょう」とあいさつしました。日本共産党からは、井上美代、大沢たつみ、小林みえこ、西山とき子、林紀子、宮本岳志の各参院議員、高橋ちづ子、穀田恵二両衆院議員が参加しました。


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