日本共産党

2004年2月26日(木)「しんぶん赤旗」

年金改悪 私も反対

全労連「1000地域総行動」に反響


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「年金改悪反対」「雇用を守れ」と声をあげる地域集会の参加者=25日、さいたま市

首長や老人会に申し入れ活動も

 「許すな! 雇用・賃金・年金破壊、守ろう! 平和と憲法」を掲げ、「草の根から国民の切実な要求を実現する国民春闘を」と二十五日、全労連(全国労働組合総連合)は「全国1000地域総行動」に立ち上がりました。早朝から多数の駅前宣伝や中小企業、医療関係団体、老人クラブ、自治体首長などへの申し入れ、集会・デモを終日くり広げました。

 埼玉県では、「イラク派兵反対」「年金改悪反対」などで共同行動を呼びかけ、県内八十九コースでちょうちんデモ。「ストップイラク派兵」「年金改悪反対」などのプラカード、キャンドル、ペンライトを手に夜の街を行進しました。

 東京・武蔵野、三鷹両市では、武蔵野三鷹春闘共闘会議が宣伝や集会、デモとともに、初めて若者の雇用促進を求める市への要請や年金改悪反対の宣伝をしました。

 「年金制度の改悪反対!」の横断幕が目を引くJR三鷹駅前の宣伝。「あっ、年金ね」と用意した机の前にひっきりなしに通行人が近寄り、一時は行列も。ほとんどの人が百円、二百円とカンパを寄せました。

 三鷹市の永井道子さん(72)は「私自身、節約の毎日だし、若い人も希望が持てないと思う。こういう署名をもっとやって」と話していました。市への要請では「若年層の雇用の問題は国の大問題だ」(三鷹市)と共感の声があがりました。

 富山県では一万二千枚の年金ビラを配り、北海道では郡部にもイラク派兵反対のポスター、立て看板を街中に張りめぐらせるなど、草の根から多彩にとりくみました。


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