日本共産党

2004年2月17日(火)「しんぶん赤旗」

難病対策を各党に聞く

井上美代議員が発言 全国の患者・家族集会


 「どうなる!医療制度、難病対策のゆくえ」をテーマに、日本患者・家族団体協議会と全国難病団体連絡協議会が主催する全国患者・家族集会が十六日、国会内で開かれ、日本共産党の井上美代参院議員と、自民、民主、公明の各党議員が難病対策の法整備などについて見解をのべました。

 衆議院第一議員会館で開かれた集会には、患者や家族など約百二十人が全国から参加しました。

 井上議員は、自己負担の導入で受診抑制が進んでいる難病医療の現状を指摘し、「弱者に冷たいいまの政治を改めて、医療の無料化を実現していかなくてはならない」とのべました。

 また、児童福祉法の改正にあたっては、小児慢性特定疾患の医療費全額助成をまもっていく立場を明らかにし、障害者の全面参加と平等を実現するため「患者団体の意見をよく聞いて障害者基本法を改正していくべきだ」とのべました。

 会場からは、「重い糖尿病の子どもは、インシュリンを一日に八本以上も打たなければならず、一部自己負担はやめてほしい」「難病の認定は基準が厳しく時間もかかる。基準を緩和し、障害者基本法の改正で難病患者も障害者手帳がもらえるようにしてほしい」などの発言がありました。


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