2004年2月15日(日)「しんぶん赤旗」
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東京都教育委員会が「日の丸・君が代」のやり方を事細かに決め、従わない教師を処分して押しつけを強めていることにたいし、「『日の丸・君が代』強制反対、生徒・保護者の人権を守る都民集会」が十四日、都内で開かれました。東京都高等学校教職員組合が呼びかけたもので、教職員・保護者ら約百十人が参加しました。
工学院大学講師で教育行政学の山本由美さんが、子どもの権利の視点から「日の丸・君が代」問題について講演。先日の国連子どもの権利委員会で日本の子どもたちが、定時制高校が統廃合されたり、子どもの意見を聞かずに「日の丸」を掲揚しているなどの日本の現状を訴えたことを語りました。
これを受けて出された同権利委員会の日本政府への最終所見が、学校運営などで子どもの意見が尊重されていないと指摘し、学校が方針を決める場に子どもが参加できるようにすることなどを勧告していることを紹介。「日常的に生徒と教師の人間関係をつくり、学校運営に子どもと親の意見を反映していくことで(強制反対の)説得力のある運動ができるのではないか」と語りました。
都立高校の教師が、「創立〇周年」の行事でも「君が代」を起立して斉唱するよう校長が職務命令で強制している様子を報告。都教委が職員を配置し、教師の座席を指定し、名札をつけさせて監視している実態とともに、内心の自由があることを生徒にきちんと説明するなどの現場の取り組みを語りました。