日本共産党

2004年2月5日(木)「しんぶん赤旗」

“つぶそう重税” 中小業者1800人唱和


 「消費税大増税を許すな」。白地の鉢巻きに赤く抜いた文字が鮮やかに躍ります。「つぶそう重税 がんばろう商売2・4 全国中小業者決起大会」が四日、東京・文京区で開かれました。全国から集まった千八百人の中小業者が悪政を突破しようと唱和しました。

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“つぶそう重税、がんばろう商売”とデモ行進する全国中小業者決起大会参加者=4日、東京・文京区

 「消費税の免税点引き下げは、凍結してもらわんと」というのは、福岡・直鞍民主商工会の岡本利昭さん(28)=型枠大工=。五年前に独立し、二人の従業員がいます。「課税業者になったら従業員一人の一カ月分の給料分の額を納税しないといかん。納税できるほどの金があったら、たまには従業員においしいもん食わしたい」。凍結を求める署名を一人で百五十人分集めました。

 主催者あいさつで船津弘代表幹事は「中小業者への予算を削る一方で、憲法違反の自衛隊派兵に巨費を投じる小泉内閣に、怒りを抑えることができない。改悪消費税を凍結し、仕事を中小業者に回せの声を巻き起こそう」と呼びかけました。

 鳥取・米子民商の前田二千三さん(55)=料飲業=は、税務署の不当な調査とたたかい、勝利した経験を紹介。「正しいことは勇気をもってたたかわなければならないと痛感した。民商と一緒で良かった」と語りました。日本共産党の西山とき子参院議員が、国会情勢報告をしました。


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