日本共産党

2004年2月3日(火)「しんぶん赤旗」

全世代と力合わせ改悪阻止を

年金危機突破へ集会


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年金、くらしの危機を突破しようと国会に請願する人たち=2日、衆議院議員面会所

 政府・与党が年金改悪案を十日にも閣議決定しようとするなか、「年金・くらしの危機突破2・2中央決起集会」(主催・日本高齢者運動連絡会、中央社会保障推進協議会)が二日、東京・千代田区の星陵会館で開かれました。「史上最悪の年金改悪をなんとしても食いとめよう」「最低保障年金創設を」と三百七十人が集まり、集会後に国会へ向けてデモを行いました。

 「何十年も働いてきたのに、年金額は減らされる、支給年齢は延びる、庶民は踏んだり蹴ったりよ」と怒りをあらわにするのは、東京・ほくと医療生協で働く中西洋子さん(54)。「若い人が職に就けずに年金保険料を払えないなど、年金は国民全体の問題。現役の労働者がしっかり声をあげなきゃ」と力を込めます。

 集会で全日本年金者組合の森信幸委員長は、「全労連・国民春闘共闘の4・15年金ストを激励し、すべての世代と力を合わせて、年金改悪をやめさせよう」と訴えました。


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