日本共産党

2004年1月22日(木)「しんぶん赤旗」

中国電力

サービス残業代 1億3800万円

1188人分支払いへ


労組の要請受け調査

 中国電力(広島市)は21日、時間外労働の賃金を支払わない「サービス残業」をしていた従業員1188人に対し、未払い分総額約1億3800万円を22日に支払うことを明らかにしました。

 同社は昨年10月に労働組合の要請を受け、11月から一般管理職以下の9153人を対象に聞き取り調査を開始。労使が合意した昨年4―10月の7カ月間について調べたところ、労働時間を実際より短く申告していたことなどが分かりました。

 調査期間外のサービス残業については申告窓口を設けて対応し、今後は防止策を強化するとしています。

サービス残業改善へ 共産党奮闘

 サービス残業をめぐっては、日本共産党国会議員団の追及や、職場の労働者と家族の勇気ある告発によって、厚生労働省にサービス残業の根絶をめざす「通達」「指針」をださせ、大きく改善させています。


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