日本共産党

2003年12月26日(金)「しんぶん赤旗」

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参院選 大阪選挙区 (定数3)

宮本たけし(みやもと 岳志)さん (44)現

そこに苦しむ人いれば

参院総務委員 参院憲法調査会委員


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武富士に抗議するデモ行進に参加する宮本たけし参院議員=19日、東京

 「武富士は違法行為を中止せよ」。今月十九日、サラ金最大手・武富士本社近くで、同社による盗聴被害者たちとデモ行進しました。

 盗聴容疑などで会長が逮捕された武富士の不正追及に大きな役割を果たしました。今年五月の参院個人情報特別委員会。外部に出てはならない警察の犯歴情報などが武富士に流出。武富士から付け届けとして警察にビール券や時計が贈られていたことを物証を示して追及しました。

●武富士追いつめ

 小泉首相は「調査し、結果についてきちんと報告する」と答弁。ジャーナリストや弁護士、被害者とも連携して、武富士の犯罪的商法を追いつめてきました。

 「武富士などのサラ金は違法でも罰則がないのをいいことに、高利の過剰融資で利用者を追い込み、ときには死にまで追いやる。批判者を盗聴する。警察との癒着など不正追及だけでなく、サラ金業界から献金をもらっている政治家の問題の徹底解明も必要です」

 サラ金やヤミ金被害者の相談にとりくむ大阪いちょうの会事務局長の田中祥晃さん(68)は「宮本さんは物腰がやわらかく気さくな人。ヤミ金問題の調査も自分のことのように受け止めて親身に話を聞いてくれます」と。

 「そこに苦しむ人がいたら足を運んで声を聞き国政に生かす」「エネルギッシュで行動力抜群」とは同僚議員の評です。

 「命の危険をおして投票所へいった」というASL(筋委縮性側索硬化症)患者の声を聞けば、総務相に申し入れ、代筆での郵便投票を実現。聴覚障害者の「ニュースに字幕をつけて」との要望に、国会で何度も質問、字幕化に道を開きました。鉄道のバリアフリー化提言も、大阪の私鉄五社全駅の実態調査を元にするなど綿密です。

●故郷の「きずな」

 中学生のとき父親に連れていかれた原水爆禁止世界大会で、広島の被爆の実態を知りました。高校時代、ボランティアでかかわった共同作業所で障害者に接するなかで民青同盟員に。やがて日本共産党に入党しました。

 小さいころから暮らす大阪府岸和田市のだんじり祭り。毎年秋には町会の若頭の一人として祭りの準備を手伝います。「子どもたちと引くだんじりは、ふるさとの強いきずなです。よそで暮らしていても、この祭りにはみんな必ず帰ってくる」

 イラクで命を落とした外交官、奥克彦さんとはラグビー仲間でした。「テロは断じて許されない。同時に、イラクを侵略し占領するアメリカを支持し、テロリストに狙われる条件をつくった日本政府も過ちをただすべきです。自衛隊のイラク派兵をなんとしても阻止したい」。街頭で屋内で訴えつづけます。

 記事・隅田 哲記者

 写真・橋爪拓治記者


 【おもな経歴】1959年、和歌山県生まれ。和歌山大学入学。民青同盟大阪府委員長を歴任。95年参院比例に立候補。98年参院大阪選挙区当選。日本民主主義文学会会員。家族は妻と1男1女。


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