日本共産党

2003年11月7日(金)「しんぶん赤旗」

職場で対話を一気に

“財界の狙いわかった”と労働者


民主党が雇用いわなくなった

JFE千葉製鉄所

 JFEスチール千葉製鉄所で活動する日本共産党JFE千葉製鉄所委員会は、二大政党制で日本の政治を直接支配しようとする財界の野望を許さないと討議を重ね、職場や電話で労働者との対話を一気にすすめています。労働者との対話がはずみ、活動の輪をひろげながら最終盤を迎えています。

 職場の朝礼や昼食の場でも、党委員会のメンバーが話をむければ政治談議がはずみます。「トヨタの奥田会長や京セラの稲盛名誉会長が自由党の小沢氏と民主党の菅氏をくっつけたんだよ」「二大政党にしようというのには舞台裏があるんだよ。労働者にとっていいことは一つもない」と党員が話すと、職場の労働者はしーんとなって話をきき、「よく知っているな。わかったよ」といいます。

 民主党が財界と手を結んだとの話に、労働組合の役員も「そういえば民主党が生活向上と雇用確保のことをいわなくなった」とうなずいていました。

 「対話すれば、『テレビ討論で共産党が話していることをきいたよ』『ビラを読んだ』という人がほとんどで、こちらからあれこれいわなくても対話がはずむ。みんな自民対民主とあおるマスコミ報道にうさんくささを感じてきているので、こちらの話をよくきいてくれるのでは」と党委員会のメンバーはいいます。

 電話をかければ、「初めて共産党から電話をもらった。どこにしようかと迷っている。こうなったら共産党に入れるしかないのでしょうか」という反応も少なくありません。「電話は苦手」とためらっていた党委員会のメンバーも、こうしたやりとりをそばできいていて、受話器をとりはじめました。

 最終盤、党委員会では「まだまだ多くの労働者は迷っている」と論議し、「よし、明日休んでがんばる」と休暇をとって選挙活動をするメンバーも出始めました。党委員会は残された期間、協力や依頼を徹底し、「電話をかけまくろう」と話し合っています。

消費税問題に驚きと怒り

埼玉建設労働者後援会

 日本共産党埼玉県建設労働者後援会は、「建設労働者・職人の支持をこぞって日本共産党へ」と奮闘しています。

 吉川松伏建設労働者後援会の岡崎隆生さん(55)は、「消費税問題の関心が高い。消費税が導入されてから十五年間の税収が百三十六兆円。これがそっくり法人減税につかわれたということに、驚きと怒りの声がかえってきます」と語ります。

 税金のつかい道を切りかえれば、消費税増税にたよらなくても年金や福祉を充実できると訴えると、多くの建設労働者がわかってくれるといいます。「一人ひとりがさらに十人に訴えよう」とよびかけています。

 日本共産党東松山建設労働者後援会は、土建組合員との対話をすすめています。事務局長の島野義人さん(34)がいいます。「自民党の影響力の強かった地域ですが、建設会社の社長と話をしても、『昔は自民党についていけば仕事があったが、いまはぜんぜんない』と嘆き、話をよく聞いてくれます。ムダな公共事業を減らして、福祉や教育などの生活に密着した公共事業にふりむければ、地元の中小業者の仕事も増えることを伝えています」

全国・全都労働者後援会が連日宣伝

 全国労働者日本共産党後援会と全都労働者後援会は六日夕、比例東京ブロックの若林義春候補(東京二十二区と重複)とともに東京・JR三鷹駅でターミナル宣伝をおこないました。両後援会は、東京・JR新宿駅で七日夕と八日午後二時から七時までの宣伝を計画。最後まで全力をあげます。


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