日本共産党

2003年10月30日(木)「しんぶん赤旗」

財界主導選挙に負けられない

大企業職場の共産党がんばる

号外届けおう盛な対話


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出勤してくる労働者に「しんぶん赤旗」号外を配る 日本共産党愛知県NTT労働者後援会の人びと=29日、名古屋市中区三の丸

 財界のたくらみに負けてたまるか−。鉄鋼や自動車、造船、電機など大企業職場で活動している日本共産党委員会や職場支部は、リストラやサービス残業(ただ働き)、長時間労働を押しつける財界が、自民か民主かと「政権選択選挙」で「政界改造」をはかろうとしているねらいを明らかにした「しんぶん赤旗」号外を届ける過去最大規模の宣伝をすすめ、対話・党への支持を広げる活動に立ちあがっています。

 トヨタ自動車(愛知県豊田市)の職場で活動する日本共産党トヨタ委員会は、公示日の二十八日につづき、二十九日も一直と二直の交代時である午後三時から高岡工場の門前で宣伝。「自民党も民主党も、消費税値上げ、憲法改悪を打ち出す」「サービス残業、過労死をなくそう」と書いた看板を立て、メガホンで声をかけながら、号外を手渡しました。

 一直明けの党員が「労資一体で推す民主党の国会議員は、国会でサービス残業問題も過労死問題も一切取り上げません。労働者と一緒に問題を解決してきたのは日本共産党です」と訴えました。労働者が手をふって激励する姿もありました。

 党委員会は同日、深夜一時すぎの二直を終えた労働者にも、「お疲れさま。読んでください」と号外を配布しました。

 大企業の職場はいま、トヨタ自動車や新日鉄にみられるように会社が民主党を支持するという事態が生まれています。リストラを支援し、医療や年金改悪を強行してきた小泉自公保政治の悪政のひどさに対し、労働者は「民主党政権になれば、少しはよくなるのでは」と期待がある一方、「民主党で暮らしは本当によくなるのか」という疑問も広がっています。

 党委員会や職場支部は、財界のねらいと真の野党、日本共産党の「日本改革」提案を一人でも多くの労働者に知ってもらう奮闘がカギと話し合いました。「赤旗」号外の大規模な郵送や、工場門前宣伝の数を増やし、交代制勤務の職場では朝夕だけでなく深夜の宣伝でビラを配布。旺盛な対話をすすめています。


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