日本共産党

2003年10月12日(日)「しんぶん赤旗」

「消費税増税」参院では結論

自民 青木参院幹事長が経済誌で発言


 自民党の青木幹雄参院幹事長は、『日経ビジネス』十三日号のインタビューで、消費税率の引き上げについて「参院(自民党)の中では議論は終わって、消費税は上げるべきだという結論を出しています」とのべました。そのうえで、「具体的に何年計画でいくら上げるかという議論が必要」だとのべました。

 青木氏は、第二次小泉内閣で大きな位置を占める政策は何かと問われ、「消費税ですね」と回答。「小泉さんは『自分の時代には税率を上げないけど、議論は十分してください』と言っています。場合によっては、後任に『これだけは実現してください』という結論を出してもおかしくない」と指摘。「もう常識的に消費税を絡めて議論する時期に来ている」とのべています。

 すでに参院自民党は、〇二年六月十一日にまとめた「税制改革に関する提言」のなかで、基礎年金の国庫負担を二分の一へ引き上げるための財源確保策として、「消費税収の増額を検討する必要がある」と明記しています。


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