日本共産党

2003年10月5日(日)「しんぶん赤旗」

日本共産党常任活動家の墓

新たに125氏を合葬

追悼式で広井常任幹部会委員あいさつ


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日本共産党常任活動家の墓に献花する遺族=4日、東京・八王子市、上川霊園

 全国の常任活動家と議員を合葬する「日本共産党常任活動家の墓」第十八回合葬追悼式が四日、穏やかな秋空のなか東京・八王子市の上川霊園で行われました。

 今回、新たに合葬されたのは百二十五人(中央委員会関係十三人、地方党組織三十六都道府県百十二人)。全国から六十二遺族・関係者、百三十五人が参列し故人をしのびました。合葬者の総数は千六百八十五人になりました。

 上田均常任幹部会委員が合葬者の氏名を一人ずつ読み上げ、全員で黙とう。「不屈の戦士ここに眠る」と刻まれた墓前に献花しました。

 中央委員会を代表して広井暢子常任幹部会委員・合葬委員会責任者が「不屈に献身的にその生涯を歩まれたみなさんは、直面する総選挙での党の勝利を何よりも熱く、強く願っておられるでしょう。私たちは全力をあげ勝利し、党綱領の改定をなしとげ、党の新しい発展の時代を切り開く決意です」とあいさつしました。

 遺族を代表して元常任幹部会委員・緋田吉郎さんの妻、和江さん、元山形県常任委員・平間勲さんの妻、啓子さん、大阪府吹田市会議員・岩本尚子さんの夫、廣便さんがあいさつ。

 緋田さんは、「夫は大衆の要求実現のために献身すること、党を大きくし、『赤旗』を広めることが日常活動だといって入党以来の初心を貫いてきました」とのべ、「夫の遺志を受け継ぎ、地域に後援会を発足させ、月一度のニュースを発行している。夫に見てほしかった」。

 平間さんは「夫の人間らしく生きたいという姿勢は子どもたちにも引き継がれている」。

 岩本さんは、七期二十七年間の妻の議員活動に触れ「女性の地位向上のため奮闘できたのは共産党の議員だからだ」とのべました。


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