日本共産党

2003年9月25日(木)「しんぶん赤旗」

消費税増税許さない 経団連を包囲

全国の業者婦人2000人 怒りの集会


 大増税は許さない! 全国から怒りのウエーブを―。東京・日比谷公会堂で二十四日、第八回業者婦人決起集会(主催・全国商工団体連合会婦人部協議会)が開かれ、全国から約二千人の業者婦人が集まりました。集会に先立ち、省庁交渉、国会議員要請、日本共産党国会議員団との懇談などが多彩に取り組まれました。

 日本経団連包囲行動には四百人を超える女性たちが参加。消費税率二ケタへの増税を求めている奥田碩会長と日本経団連へ怒りがあふれました。

 「消費税増税とは中小業者に死ねということか。中小業者あっての日本経済ではないのか」。真っ青なつなぎの作業服でマイクを握ったのは、神奈川・磯子港南民商の小高光子さん(55)。溶接業の夫が、「訴えに行くならおれの作業着を着ていけ」と送り出してくれました。「夫は六十歳を過ぎたのに仕事を探して駆けずり回っている。免税点引き下げで課税業者にされても、どこからお金を出せばいいのか」と涙をこらえて語りました。

 決起集会では、婦人部協議会の遠藤恵美子会長が、「大増税のたくらみが押し寄せています。総選挙は国政を変えるチャンス。大企業優先から暮らし・福祉優先の社会に変えるため、怒りのウエーブを起こそう」と呼びかけました。

 「国保料減免を求め、議会ごとに四千人、九千八百人と署名を積み上げ、実現した」(宮崎)、「不況のうえに消費税増税なんてとんでもないと五百人分の署名を集めた。阪神タイガースのように、消費税廃止の優勝旗を手にするまでがんばろう」(兵庫)などの発言が相次ぎました。日本共産党の西山とき子参院議員があいさつ。集会後、国会に向けてデモ行進をしました。


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