日本共産党

2003年9月18日(木)「しんぶん赤旗」

米軍弾のキーホルダー

自衛隊 小松基地航空祭で販売


 石川県小松市の自衛隊小松基地で開かれた航空祭(十四日)で、自衛隊の編隊飛行や米軍の戦闘機展示がおこなわれましたが、その会場の一角に「米軍放出品」販売コーナーが設けられ、米軍の実弾でつくられたキーホルダーを多数販売していたことがわかりました。

 「沖縄米軍リサイクル物資 大放出」「実物米軍採用器材」の張り紙がされ、「沖縄特産 実弾だったキーホルダー」などと表示されるなど、さまざまな物資が陳列されました。

 沖縄県で自衛隊員が米軍の武器・弾薬を大量に収集・保管していて爆死した事件があっただけに問題視する声がでています。

 陳列コーナーでは「沖縄県警公認」「完全合法品」の張り紙がでていました。見物に来ていた人からは「リサイクル物資といっても、もとは鉄砲や機関銃の弾。自衛隊を売り込む航空祭とはいえ、子どもたちには見せたくない場面」という声が聞かれました。

 日本共産党石川県委員会は航空祭の中止を求めていました。


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