日本共産党

2003年9月11日(木)「しんぶん赤旗」

台風被害

政府は対策迅速に

紙議員 現地調査踏まえ迫る


 日本共産党の紙智子議員は十日、参院災害対策特別委員会で、北海道の門別町、新冠町などに多大な損害を与えた台風10号の被害対策について、現地調査を踏まえ質問しました。

 紙氏は、「九月末までに種まきを終えなければ来年の営農に支障が出る」との農家の声を紹介し、政府の迅速なとりくみの必要性を強調しました。北村直人農水副大臣は「被害の査定前にも作業に着工できることとした。これを速やかに行い、来年の営農に万全を期す」と答弁しました。

 紙氏は、門別町、新冠町の地図を示し、被害の大きかった地域の上流にある国有林の管理不行き届きが被害を増幅させたと指摘しました。北村副大臣も国有林地域の被害が大きいことを認め、有識者も入れた検討会を来週立ち上げ、管理のあり方を検討すると答えました。

 住宅の再建費用を補助する制度が内閣府の来年度予算概算要求に盛り込まれたことについて、紙氏は「この精神を生かし、目の前の北海道や宮城、熊本などの被災者にも適用すべきだ」と要求。鴻池祥肇防災相は「お気持ちは痛いほどわかるが難しい」と述べるにとどまりました。

 紙氏は最後に、共済保険がなく、融資を受けるのも難しい農家や、漁港等の復旧以外に国による補助がない漁業者への特別支援を訴えました。北村副大臣は「返済繰り延べや長期低利の融資制度を利用してほしい。その上でさらに何ができるか検討したい」「漁港への補助制度を拡大適用できるよう水産庁に指示した」と答えました。


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