日本共産党

2003年9月5日(金)「しんぶん赤旗」

徳山ダム中止の好機

岐阜・大垣

瀬古議員ら住民と懇談


 日本共産党の瀬古由起子衆院議員は四日、岐阜県大垣市で日本共産党主催の「追加負担ノー、徳山ダム建設中止をめざす懇談会」に出席、徳山ダム建設中止を求める会、徳山ダム問題を考える会の住民らと懇談しました。

 日本共産党からは、高木光弘岐阜二区候補、岐阜・愛知両県の地方議員らが参加しました。

 瀬古衆院議員、高瀬康正秘書は、「千十億円の追加負担に同意できない場合は、中止になる、と国土交通省はいっている」「徳山ダム建設を中止させる大きなチャンス。建設途中のダムを中止させる新しい試みをする必要がある。そのために皆さんと力を合わせていきたい」と状況を報告。

 中止を求める会会員らは「事業実施計画を変更する時、利水者の同意が必要となる。費用負担に同意しなければ、(工事は)先に進めない。確かに工事を止めるチャンス。改めて議論する時だと訴えている」「徳山ダム建設用地のクマタカが衰弱死した。あとを受け継ぐ世代が育たない状態だということ。生態系の頂点に立つ猛きん類が生きていけないということは、人類にとっても危機だということだ」と訴えました。

 「議会を変えていく必要がある」「署名運動など広範な住民を巻き込んだ運動を起こそう」「治水のためにはダムがいるという誤解をとく必要がある」などの意見がだされました。


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