2003年8月1日(金)「しんぶん赤旗」
【チュニス30日小泉大介】チュニジアの政権政党、立憲民主連合大会出席のため同国を訪問中の日本共産党の不破哲三議長は三十日夜、中国代表の馬文普・中国共産党中央対外連絡部副部長と懇談しました。
懇談で馬副部長は冒頭、「不破議長への胡錦濤中国共産党総書記・国家主席からの熱いあいさつをお伝えします」と表明しました。同副部長はまた、一九九八年の日本共産党と中国共産党との関係の正常化とその後の発展が日中両国の友好に重要な役割を果たしていると指摘し、今後、いっそう両党の関係を発展させていきたい、とのべました。
不破議長は、胡総書記からのあいさつにお礼をのべるとともに、同総書記へのあいさつを馬副部長に託しました。
そのうえで、不破議長と馬副部長は、この間の両党の国際活動の経験、とくに中東、イスラム諸国やアジア諸国との外交関係について意見を交換しました。
懇談には、日本共産党の緒方靖夫国際局長・参院議員、森原公敏国際局次長が、中国共産党からは劉登林対外連絡部第三局副局長らが参加しました。