日本共産党

2003年7月28日(月)「しんぶん赤旗」

平和の思い歌に託す

東京・渋谷若者3百人


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さまざまなジャンルの歌や催しが行われた平和と音楽のつどい=27日、東京・代々木公園野外ステージ

 青年たちがロックバンドや合唱など、さまざまな音楽を通じて平和を訴える「平和と音楽のつどい」(主催・同実行委員会)が二十七日、東京・渋谷区の代々木公園野外ステージで開かれました。のべ三百人が集まり、青空の下で歌声を響かせました。

 六回目のことしのテーマは、「piece to PEACE(平和のかけら) ぼくらがつくる平和な地球」。十六のバンドやグループが出演しました。初参加した「縄文バンド」のボーカル、藤川潤司さん(25)=東京・新宿区=は「音楽を通じて人を集めて平和の活動を盛り上げていきたいと考えているんです。普通の人に、平和について関心をもってもらうことが大事です」と話しました。

 会場が静まり返ったのは、初めてとりくまれた構成詩でした。広島・長崎に原爆が投下されたときのようすをリアルに描きました。ライブによくいくという国井真樹さん(25)=東京・練馬区=は、「息をするのを忘れるほどでした。ふだん、平和について考える機会はありません。ここにきてよかった」と感じ入ったようすでした。

 実行委員会の岡嶋淳子事務局長(24)=民青同盟都委員会常任委員=は、「私たち一人ひとりの力は小さいかけらだけど、集まれば平和な世界をつくれるはず。その思いを共有したいと思っています」と語りました。チャリティーとしてカンパを集めました。戦乱続くイラクの子どもたちに届けます。


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