日本共産党

2003年7月12日(土)「しんぶん赤旗」

「打ち首…」は鴻池氏の持論


 政府の「青少年育成推進本部」副本部長をつとめる鴻池祥肇防災担当相が長崎市の幼稚園児誘拐殺人事件で暴言を吐いた問題で、小泉純一郎首相は十一日の参院予算委員会で「不適切な表現だった」とのべました。

 しかし、鴻池氏の発言はたまたま「不適切な表現」をしたというものではなくて、かねてからの“持論”を展開したものです。

 同氏のホームページに掲載している「鴻池語録」では、「憲法は改正します」「靖国神社にお参りします」などというタカ派的な言辞と並んで、「勧善懲悪」を主張。「悪人の人権は後に廻せ、善良な人々の人権を最優先せよ。マスコミは悲しみの被害者の親や家族の映像のみ映す。犯罪者の親の顔もクローズアップすべきだ」とのべています。

 これは、「(補導された少年の)親なんか市中引き回しの上、打ち首にすればいい」「(マスコミは)犯罪者の親を映していない」という今回の発言とピタリ重なります。

 真実の解明や再発防止などとは関係なく、加害者の家族をさらしものにすべきだという、前近代的な発想です。

 青少年問題の担当閣僚がこんな発言をおこなうことは、無責任で最悪というほかありません。


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