日本共産党

2003年5月15日(木)「しんぶん赤旗」

有事法案採決強行に抗議

国の誤った進路止めるのは国民

廃案へ1200人が国会行動


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有事法制反対の国会前での座り込み行動=14日

 有事三法案が衆院有事法制特別委員会で採決が強行された十四日、国会周辺は千二百人の抗議と怒りの声であふれました。全労連、国民大運動実行委員会などは午前十一時から五百人で国会前に座り込み。プラカードを掲げて座っていた出版労連の上館良継さん(57)は、「なんでこんな『修正』で民主党は法案に賛成できるのか、理解できない」と憤ります。

 正午すぎからは、有事法制は許さない!運動推進連絡センター、中央社保協、陸海空港湾労組二十団体や宗教者なども合流して共同集会を開き、参加者は千二百人にふくれあがりました。

 参加者は、「小泉首相は『画期的』といったが、こんな『修正』合意は、政治史の汚点」(航空労組連絡会の内田妙子議長)と修正合意を批判。「『修正』しても、有事三法案の憲法違反の内容は変わっておらず、廃案しかない。参議院も含め、最後までたたかいぬこう」(主催者あいさつした全労連の坂内三夫事務局長)、「有事法案は絶対に認められない。国の誤った進路を止められるのは、国民しかいない」(航空労組連絡会の村中哲也副議長)など世論と運動を広げて廃案に追い込む決意が語られました。

 「地元選出の民主党議員に直談判したくて」と京都市から新幹線で駆けつけたのは新婦人左京支部の奥村陽子さん(47)。「三人の子どもを持つ母親として、やすやすとあきらめるわけにはいきません。私たちは国会を動かす力があるんだとしめしてやります」と議員への要請行動に出発しました。

 午後三時前、有事三法案の採決が強行されるのを衆院議員面会所のモニター画面で凝視していた人や傍聴から戻ってきた人びとが、抗議の声をあげました。

 「地域でいっそう奮闘し、平和を守って命を全うしたい」(全日本年金者組合の森信幸書記長)「戦争中、商売人は物資を強制的にとりあげられ、店も取り壊された。平和でこそ商売繁盛。この怒りを地元に持ちかえり、ひきつづき奮闘したい」(宮城県商工団体連合会の伊藤貞夫会長)などの声が相次ぎました。

 愛媛県西条市から国会行動に初参加した自治体職員(29)は、「戦争に協力する公務員になるなんてごめんです。ここに来て、多くの有事法制反対の思いの人がいて、力づけられた。がんばりたい」と語っていました。


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