日本共産党

2003年5月15日(木)「しんぶん赤旗」

副厚労相が整復師会顧問に

衆院委で小沢議員 指導見送り疑惑で指摘


 旧厚生省に圧力をかけて柔道整復師にたいする保険請求の適正化指導を見送らせた疑惑が問題となっている木村義雄厚労副大臣が、全国団体である日本柔道整復師会の顧問に就任していることが、十四日の衆院厚生労働委員会で明らかになりました。日本共産党の小沢和秋衆院議員らが指摘したもの。

 小沢氏は、九六年度第八回理事会で木村氏の顧問就任を承認したと同会会報で報告していることを示し、この問題で陳情を受けたことも厚生省とのやり取りもないという木村氏の答弁と矛盾していると指摘。

 「顧問になった人に厚生省が説明をしたはずだし、顧問として知らなかったはずがない」と迫りました。

 木村副大臣は顧問就任を認めたものの「顧問団では下の方だ」と答弁。 小沢氏は、指導見送りの直後に献金をした香川県接骨師団体の会長が「指導の見送りで働いてもらったお礼」と発言し、翌年から柔道整復師団体からの献金が増えていることを強調。「知りもしない、何もしなかった人にお金を持ってくるわけがない」と指摘しました。また坂口力厚労相は、「当時の担当者に聞いたが記録もないし覚えもない。(適正化は)大きな政治課題ではなかった」とのべました。

 小沢氏は、保険請求の適正化は九三年に会計検査院長から大臣に直接、改善が指摘され、医療保険審議会での検討をへて九七年に対策を打ち出した重大問題だったとのべ「何年も関係者の意見を聞いてまとめてきたのに、何の記憶も残っていないという。これほど不自然な答弁に国民は納得するわけがない」と指摘。「疑惑はますます深まった。徹底追及が必要だ」とのべました。


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