2003年4月26日(土)「しんぶん赤旗」
「医療をネタに稼いでやろうという非常におかしな人が増えている」と十八日に失言した木村義雄厚生労働副大臣の辞任を要求して、「埼玉医科大学被害者の会」（古館文章・代表世話人）は二十五日、坂口力厚労大臣に抗議文を渡しました。
抗議文は「私たち被害者は好んで裁判を行っているのではありません。…娘や息子や家族をかえしてほしい。重大な後遺症を治してほしい。一番望んでいるのは原状回復なのです。被害者側を敵視する木村副大臣は公正な行政をつかさどるにはあまりにも不適切であり、直ちに辞任すべき」とのべています。
この問題では、東京女子医大の手術ミスで娘を失った平柳利明さんが二十一日に木村副大臣の辞任要求をしています。
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