日本共産党

2003年3月25日(火)「しんぶん赤旗」

公明・松あきら議員を告訴・提訴

デマ演説で共産党の名誉棄損

日本共産党と党高知県委


 日本共産党と党高知県委員会は二十四日、全日本民主医療機関連合会の医療事故に関連し虚偽の内容で日本共産党の名誉を棄損する演説をした公明党の松あきら参院議員(同党女性局長)と、演説要旨を機関紙に掲載・配布した公明党高知県本部代表者を名誉棄損の罪で高知地検に告訴、さらに謝罪広告掲載や損害賠償を求め、高知地裁に提訴しました。党高知県委員会の浦田宣昭委員長らが同日、高知市内で記者会見して発表しました。

 松氏は一月二十六日におこなわれた高知市での街頭演説会で、京都民医連加盟病院の「手抜き検査……の結果二百四十三人が亡くなっています」などと根拠もなく因果関係を断定。さらに、「その不正で得た金を共産党に献金している」「(共産党は)『人の命』を利用して集めた金で、党が成り立っている」などとのべ、驚くべき虚偽の内容を宣伝し、日本共産党の名誉を棄損しました。また、公明党県本部(石田祝稔代表)は二月一日付の同本部機関紙「報道21世紀」に松演説の要旨を掲載し、高知県内で配布しました。

 告訴状や訴状は、日本共産党が企業・団体献金をいっさい受け取らないのは周知の事実であり、民医連や加盟病院からの献金もまったくないことなどを明らかにしたうえで、松氏の演説と公明党県本部の行為は「日本共産党に対する国民、有権者の支持を失わせようという…悪質極まりないもの」だと指摘。今回の名誉棄損事件が公明党の組織的攻撃の一環であることを強調しています。


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