日本共産党

2003年3月16日(日)「しんぶん赤旗」

無法な戦争止めよう

“今こそ人類の英知を” 東京で 3・15行動


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演壇の発言者に拍手でこたえる参加者=15日、東京・日比谷野外音楽堂

 初めて参加した人や家族そろって足を運んだ人など一万人を超える人たちが「戦争はいやだ」「イラク攻撃反対」の声をあげた3・15大行動。会場の東京・日比谷野外音楽堂は自分の思いを書き込んだプラカードや横断幕であふれました。

話し合い解決あきらめるな

 「NO WAR」の赤い文字を掲げた東京・豊島区の大友孝平さん(31) 自分が一番いいたいことを、三日かけてつくりました。おやじがマグロ漁船に乗ってて、危ない地域に行くと、子ども心に心配だった。人殺しは絶対にいやだ。話し合いで解決することをあきらめちゃいけないと思う。世界中の人たちが民主的に解決することを望んでいるのに、ブッシュ大統領や日本政府は民主主義を知らないと思う。

将来のことを考え平和でと

 夫と二カ月の赤ちゃんと参加した東京・町田市の小林園子さん(29) 子どもが生まれて、家族や地域のことを考えるようになりました。将来のことを考えると平和であってほしいと思い、初めて参加しました。イラクの罪のない子どもたちのことを考えると、わが子とだぶります。戦争ノーの声をあげていかないといけないと思います。

米大統領には理ありません

 開会二時間半前に会場に一番乗りした埼玉・越谷市の斉藤貴子さん(38)と白砂正士さん(41)夫妻 世界中が平和解決を望んで、あと数カ月の査察が必要と言っているのに、攻撃を急ぐブッシュ大統領には理がありません。イラクのフセイン大統領を危険だと言うけれど、ブッシュ大統領もすごく危険です。それはおかしいと、若い人たちが個人で運動を始めているのは、すごいと思います。

戦争放棄って学校で習った

 憲法前文の一節を暗唱してくれた静岡・焼津市の曽根剛くん(12) 学校で習った。日本は戦争放棄だって聞いたけど、戦争しようとしてるのはおかしい。イラクの子どもとかテレビで見た。やっぱり戦争はよくない。

宣伝を聞いて参加しました

 一人で参加した生井亜紀子さん(31) 千葉駅前でティッシュ配りのアルバイトをしてたら、この集会の宣伝をしている人がいて、参加しました。イラクの子どもたちを、これ以上傷つけてはいけないと思います。先週のパレードにも参加して、知らない人たちと「戦争反対」といいながら歩いて、とっても良かった。だから、今日も歩きます。

新聞はもっとノーと書いて

 東京・三鷹市のフリースクールに通う三人。橋本優香さん(18)は、「メッセージを作りました。戦争は答えじゃない。私たちは戦争なんか望んでない」。今村恵さん(16)は、「イラクの罪のない子どもたちを殺す意味がありますか。絶対に戦争はいや」。小山佳克さん(17)は、「戦場は血で染められ、たくさんの人が死ぬ。絶対にダメです。日本の新聞はもっと戦争ノーと書いてほしい」と話していました。


舞台と一体に 「故郷」合唱

 外まであふれた一万人が舞台と一体となり、拍手や歓声でこたえ、「故郷」を合唱しました。東京・日比谷野外音楽堂で十五日におこなわれた「3・15大集会&銀座パレード」。

 呼びかけ人を代表して三人があいさつしました。なだいなださん(個人・自由人)は、広島・長崎の原爆や東京大空襲の悲惨な犠牲にふれ、歴史に無反省に協力する小泉首相を批判しました。

 映画監督の羽田澄子さんは、「いまこそ人類が英知を働かせるとき」とのべ、「戦争はいや」の声をあげ人類の新しい道を見つけようと呼びかけました。

 劇作・演出家の瓜生正美さんは、「日本政府は本当にアメリカの“家来”なら『殿ご乱心』くらいいえばいい」と語ると、大きな拍手と歓声がおこりました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、武力行使に道を開く米英の決議を後押しし、国連決議なしの攻撃にも反対しない小泉内閣を厳しく批判。

 社民党の土井たか子党首のメッセージが読み上げられました。

 「音楽家は再び、軍歌で人々を戦場に送りません」と音楽家の佐藤真子さんがアピール。「一本の鉛筆があれば、戦争はいやだと私は書く」と美空ひばりさんが歌った「一本の鉛筆」を熱唱しました。

 地球をかたどった旗をふりながら、フランス人のジャニック・マニュさん(大学教員)がカナダ、スイスの友人とともに、「私たちは地球市民として、戦争反対です」と訴えました。

 各分野からの発言で、全労連の熊谷金道議長は、イラクでの戦争の危機は、遠い中東の問題でなく、国民の暮らしや将来にかかわる大事な問題であり、春闘でも最重点課題に位置づけて、全力をあげる決意をのべました。

 「平和のパン」や「ピース・ボタン・プロジェクト」の運動を「ワールド・ピース・ナウ」の瑳山ゆりさんが報告。東京・足立区で活動する「女性ネットワーク」やイラクの写真を撮り続けてきた写真家の森住卓さんが発言。高校生二人が二十一日の「全国高校生平和大集会」のとりくみを報告しました。


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