日本共産党

2003年3月12日(水)「しんぶん赤旗」

献金企業名を非公表に

小泉首相が枠拡大を容認

大門氏批判


 小泉純一郎首相は十一日の参院予算委員会で、政党支部への企業・団体献金の上限を定める代わりに、献金した企業や個人の氏名を非公表にするという自民党の青木幹雄参院幹事長の案について、「年間五万円(以上の公表)が適当か、一考を要してもいい」とのべ、非公表の金額基準を拡大することを容認しました。

 日本共産党の大門実紀史議員の質問に答えたもので、大門氏は献金を水面下にもぐらせ、透明性を失わせる逆行だと批判しました。

 小泉首相は「献金すると収支報告書で分かる、そうするとアレに献金しながらどうしてオレに献金してくれないのかと、これが実に困るというのが実情ですよ。自分がだれに献金しているか分からなければもっと献金したいという人も結構いる」「献金する側の立場を考え、どの程度の制約がいいか各党各会派で議論する余地がある」とのべました。

 一九九五年一月の政治資金規正法「改正」で、五万円以上の政党と政治家の資金管理団体向け献金は氏名を公表することになりました。これを非公表に戻すことは献金の匿名性を強め、献金を分散する脱法行為やヤミ献金化を促す改悪です。


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