日本共産党

2003年3月6日(木)「しんぶん赤旗」

創価学会の学生告訴

名誉棄損で北海道民医連


 北海道民主医療機関連合会(中井秀紀会長)は三日、民医連加盟の病院で起きた医療事故・事件をわい曲し民医連の名誉を傷つけた文書を配布したとして、創価学会員の学生二人を名誉棄損罪で札幌地方検察庁に告訴・告発しました。

 告訴・告発されたのは、北海道大学医学部の学生と、創価学会学生部の医療系学生らでつくるメディカル・スチューデント・カンファレンスの構成員で東京医科歯科大学大学院博士課程に在籍する学生の二人。

 告訴・告発状などによると、二月十七日に北大医学部の講義室で「民医連系病院の医療ミスに関する意識調査」(主催・メディカル・スチューデント・カンファレンス)なる文書約百枚が配布され、同講義室の黒板には回収責任者として今回告発された北大生の署名がありました。

 この「意識調査」なる文書は、民医連加盟病院の医療事故・事件について、医療をないがしろにして病院挙げて選挙活動しているために起きたかのように意図的に事実をねじ曲げた上で、「この病院の実態について、どう思われますか」などと聞く体裁をとっています。

 告訴・告発状は、今回の異常な民医連攻撃が「統一地方選挙を前にして公明党が行っているものと軌を一にしている」と指摘。「広く全国的にこのようなものが配布されることも予想される」として、速やかな捜査と厳重な処罰を求めています。


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