日本共産党

2003年3月2日(日)「しんぶん赤旗」

反都民、反平和の石原都政転換へ
広い都民の力と結んでたたかおう

東京都知事選勝利めざす党・後援会決起集会開く

不破議長「新しい取り組み」について報告


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首都から新しい政治の流れをまきおこそうと決意を唱和する参加者=1日、東京・渋谷区

 東京都知事選(三月二十七日告示、四月十三日投票)勝利をめざす日本共産党と後援会の決起集会が一日、不破哲三議長を迎え、東京・渋谷区で開かれ、会場を埋めた二千五百人の参加者は、「反都民、反平和の石原都政を、広い都民の力と結んで打ち破ろう」と、勝利への決意を固め合いました。不破議長が都知事選への新しい取り組みの特徴と方針について一時間余にわたって報告しました。

若林義春知事候補が決意とあいさつ

 日本共産党公認で知事選に挑む若林義春候補(党都委員長)は、石原都政がすすめる福祉切り捨て、「都市再生」の名による大型開発優先の悪政をきびしく告発。「いま都民のくらしと平和をまもるため、石原都政と候補者として対決する責任が日本共産党にはあります」とのべて、大きな拍手と声援に包まれました。

 党都委員会の田辺進書記長が、「革新都政をつくる会」の人たちとともに都民の立場で石原都政と対決できる候補者の擁立に全力をつくしたものの、告示まで一カ月余の時点で擁立に成功せず、党の公認候補として若林氏を擁立するにいたった経過についてのべ、都知事選勝利をめざす当面の方針を報告しました。

 決起集会には、市田忠義書記局長、浜野忠夫副委員長、石灰睦夫書記局次長、大幡基夫選対局長、荒堀広常任幹部会委員、山口富男衆院議員、緒方靖夫、井上美代両参院議員らも参加しました。

 参加した葛飾飾区の眞田明さん(20)は「若林さんの話をはじめて聞いたが、わかりやすく、説得力のあるすごい人だ。石原知事と対決してやってくれる人だと思った」といい、杉並区の男性(46)は「党が主体となって広く訴えていくという攻勢的な方針だという不破議長の話ではっきりした」と話していました。


12日に志位委員長迎え新宿駅西口街頭演説

 田辺書記長は当面の方針の報告で、志位和夫委員長を迎えての「3・12新宿駅西口街頭演説」=十二日(水)午後六時から=を、二万人の参加で成功させ、「都知事選への党の勢いを示そう」と呼びかけました。


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