2025年11月9・16日合併号

自民・維新の連立で誕生した高市早苗政権。連立合意や所信表明演説では、国民が求める消費税減税や企業・団体献金禁止は棚上げする一方、暮らしと憲法を壊す“悪政メニュー”がズラリと並びました。政治ジャーナリストの島田敏男さん、平和を求め軍拡を許さない女たちの会共同代表の前田佳子さんにも話をききました。

政権与党である「日本維新の会」の藤田文武共同代表側が、自身の公設第1秘書の会社に約2000万円の公金を支出していた―。衝撃の日曜版(11月2日号)スクープが高市政権を直撃しています。実は藤田氏が会見で隠し通した“秘密”がありました。

歌手・加藤登紀子さんが、10月末、60周年企画アルバム第2弾「明日への讃歌」を出しました。「出会い物語」と「恋話」のCD2枚組です。

きこえない・きこえにくい選手の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」が日本で初めて開かれます(15日から)。空手の小倉涼選手に大会に臨む思いを、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎前理事長に大会の意義を聞きました。

自民・維新連立政権は、衆議院定数の1割削減の法案を今の臨時国会に提出し、成立を目指すとしています。定数削減の何が問題かを考えます。

音楽教室に集まったおとな7人を描く、KAAT×城山羊の会「勝手に唾が出てくる甘さ」で弁護士の妻ミツコを演じます。

トランプ米大統領は10月30日、米中首脳会談の直前に、核実験再開を表明しました。日本原水爆被害者団体協議会は同日、強く抗議しました。

日本共産党の志位和夫議長と、マルクス研究者の斎藤幸平・東京大学准教授との対談が行われ、インターネットメディアReHacQで配信中です。
日本国憲法が公布されて79年の3日、全国各地で憲法を守り生かそうと求める宣伝や講演会が行われました。

東京都品川区のリニア中央新幹線トンネル工事ルート直上で、道路の隆起が見つかり住民に不安が広がっています。JR東海は工事を停止し、因果関係があるかどうかを含めて調査を始めました。

大阪・関西万博が10月13日、半年間の会期を終え閉幕しました。「人類の進歩・公衆教育」という万博の理念をゆがめ、カジノのために大阪湾の人工島「夢洲」で開催した問題点が次々と露呈しました。

大軍拡を進める自民・維新連立の高市早苗政権に対して“戦争する国づくりは許さない”と、「なくそう!日米軍事同盟・米軍基地 日本平和大会in愛知」(10月25・26日、同実行委員会主催)が名古屋市で開かれました。

山口大学(山口市)は2026年度以降の新入生などから、授業料を現行から約11万円(20%)引き上げることを発表しました(10月30日)。同大や近隣県の学生有志、教職員らは白紙撤回を求めて声を上げています。

細長い風船の両はしに紙コップを取り付け、風船電話を作ります。風船電話の音は、何を伝わって聞こえるのでしょうか。

認知症などで判断が難しくなった人に代わり、財産の管理や、施設への入所契約などを後見人が支援する成年後見制度。法制審議会の部会委員で弁護士の竹内裕美さんに聞きました。

生活研究家の阿部絢子さんの年4回連載の「ほどほどぐらし」です。

白石あづささん(ライター&フォトグラファー)が出版した『中央アジア紀行 ぐるり5か国60日』が話題をよんでいます。
中沢啓治作『はだしのゲン』について多くの証言、映像を通じて問いかけたドキュメンタリーです。BS12で放送されたものを映画化しました。ディレクターの込山正徳氏が企画・監督・編集。14日から広島・サロンシネマ。15日から東京・ポレポレ東中野ほか順次全国で。90分

2024年に活動休止を宣言した「和楽器バンド」。そのリーダー、ボーカルを務めていた鈴華ゆう子の「SAMURAI DIVA」(日本コロムビア)が発売中です。フリーライターの川口有紀さんの解説です。

被爆・戦後80年を迎え、継承をテーマにしたイベント「核兵器も戦争もない世界を求めて~記憶を受け継ぎ未来へ~」が10月、東京都内で行われました。企画の一環として朗読劇「そこに声があれば~今、未来に~」を上演しました。

26歳で病死した明治期の「薄幸の天才歌人」という印象がガラリとかわるかもしれません。こまつ座公演「泣き虫なまいき石川啄木」は、彼の最晩年の3年間を描いた、おかしくて切ない評伝劇です。出演する西川大貴さん、眞島秀和さんに魅力を聞きました。

婦人科疾患のなかでも頻度の高い子宮筋腫はできる位置や大きさによって症状はさまざまで、生活の質を落とすことがあります。子宮筋腫の特徴や治療について甲府共立病院の産婦人科医である深澤喜直さんが紹介します。





