2020年11月29日号

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。全国で新規感染者が連日2000人を超え、重症者数も過去最多の331人(22日)。「第3波」といわれる危機的な状況の中、菅政権のコロナ対策の無為無策ぶりに国民から怒りと不安の声が上がっています。
日曜版がスクープした「桜を見る会」疑惑で東京地検特捜部が動きました。捜査しているのは、安倍晋三後援会主催の「桜を見る会前夜祭」。会場となったホテルへの支払い額が参加者から集めた会費を上回っており、その差額を安倍前首相側が補填していた疑いです。安倍氏周辺は補填の事実を認めています。
アジア太平洋地域に侵略した日本軍による性奴隷制(「慰安婦」制度)を裁いた「2000年女性国際戦犯法廷」。12月で開催から20周年です。国境を超えてつくりあげた民衆法廷を振り返ります。
作家の星野智幸さんが長編『だまされ屋さん』を出しました。家族のあり方から照射する異色作です。時代への思いを聞きました。
狂言師の野村萬斎さんが企画・監修を務める「現代能楽集」シリーズ第10弾「幸福論」に出演します。“幸福とは何か”をテーマにした二つの物語に挑みます。
外環道トンネル工事ルート上で新たな地下空洞が見つかりました。道路陥没が発生した同工事のルート上で見つかった地下空洞は二つ目です。事業者である東日本高速はいまだに原因を明らかにしていません。
東京都医師会会長の尾崎治夫さんに、話を聞きました。
日本共産党の志位和夫委員長は19日、新型コロナウイルス感染症の感染爆発を止めるため、医療機関と高齢者施設等を守る「社会的検査」の徹底を提起しました。23日のオンライン演説会で、感染爆発を抑える四つの提案を訴えました。
新型コロナウイルスの感染者が急増している北海道から、畠山和也前衆院議員(衆院北海道比例予定候補)が緊急リポートです。
戦後75年、老いた被害者の人生に安らぎを―。全国空襲被害者連絡協議会は18日、国会内で総決起集会を開きました。空襲などによる民間戦争被害者の救済法案を12月5日までの臨時国会会期中に必ず制定するよう要求。
菅義偉首相による日本学術会議会員の任命拒否問題―。第2次安倍政権下で内閣府有識者会議が、学術会議の政府からの独立を重視する報告書(2015年3月)をまとめていました。座長を務めた尾池和夫・京都芸術大学学長(京都大学元総長)に話を聞きました。
新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたのに休業手当が支払われない―。こうした中小企業の労働者に賃金の8割を補償するのが「休業支援金・給付金」です。厚生労働省は10月末、会社が申請に協力しない場合でも支給を認める新基準を示しました。
白髪との付き合い方は、悩みの種です。グレイヘアの魅力を発信する講演家の朝倉真弓さんに、グレイヘアとともに生きる思いと白髪育てのコツを聞きました。
子どもと女性の本の専門店の主宰や反核平和運動など、多面的に活躍する作家の落合恵子さん。主宰するクレヨンハウスが45周年を迎え、エッセー集『明るい覚悟』を出版するなど、75歳になっても多忙です。
アジアのアルペンスキーヤーとして最も輝かしい成績を残した佐々木明さんが、険しい雪山を大滑走する山岳スキーに挑んでいます。
日本大学芸術学部の映画学科の学生たちが、「中国を知る」をテーマに「日芸映画祭」(12月12~18日)を開きます。学生たちに話を聞きました。
「子どもの権利条約」って知っていますか? 子どもが幸せに生きるために世界で決めた約束です。教育学者の石井郁子さんがお話ししてくれました。
スタイリスト・中村のんさんの「おしゃれノート」。今回は「ニットでゆったり」としてリラックスニットのポイントについて紹介します。
古典も、ポップスも、当代随一の尺八演奏家・藤原道山さん。最新リリースのCDデビュー20周年記念アルバム「雙-SO-」について胸の内を語りました。
ナチスを題材にした児童文学が原作の映画が2本、日本にやってきます。ドイツ映画「ヒトラーに盗られたうさぎ」、英・ベルギー合作「アーニャは、きっと来る」です。映画評論家の藤井克郎さんが解説します。
新潟県佐渡市を拠点に世界で活躍する太鼓芸能集団・鼓童が、創立40周年ツアー第1弾「ワン・アース・ツアー2020~鼓」を行っています。出演する米山水木さん、北林玲央さんに話を聞きました。