全国縦断中

奈良/学費下げられる?9条変えるな/学生から質問相次ぐ/天理大学

 参院選勝利をめざす日本共産党の「全国縦断 青年・学生キャンペーン」が八日、奈良県入りし、奈良市、天理市の大学門前や駅頭などでパンフレット『日本共産党はこんな政党です。』を配布しながら、対話しました。

 宣伝には中村あつ子参院選挙区候補、宮本次郎県議、上田けんじ、高橋ともみ両大和郡山市議の、いずれも三十代の党議員と青年後援会員ら四人が参加しました。

 天理大学の昼休みの宣伝では、学費値下げを求める署名をよびかけました。

 中村候補らがパンフレットやビラを手渡すと「学費ってほんまに下げられるの?」「ほかに署名集めて実現したことある?」「学費だけ解決してもあかんのんちゃう?」と学生のグループから質問ぜめにあい、これに中村候補が「税金の使い方を変えたらできるんや。自民党政治のおおもとを変えることが必要」とこたえました。

 安倍内閣の憲法改悪の動きでも対話がはずみました。天理教の黒い法被(はっぴ)を着て布教活動をしている七人ほどの学生に、高橋市議が署名を訴えると、九条を守ることで一致し、全員が順番に署名しました。

 共産党のパンフレットを読んでいた大学三回生の男性は「?ぼく的?には九条は変えないでほしい。理想をかかげることは大事だと思う」と語っていました。また「自分たちで国は守らんとあかん」と話す学生もいました。

(「しんぶん赤旗」関西のページ 6月9日)










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