「大学人と日本共産党のつどい」での講演
志位和夫
ロシアの無法にどう対応するか──
9条を生かした「外交戦略」とは──
安保・自衛隊に対する立場は──
「ウクライナ侵略に国際社会はどう対応すべきか」「憲法9条を生かして東アジアにどう平和をつくるか」「安保と自衛隊を共産党はどう考えるか」……。志位委員長は、全国学者・研究者日本共産党後援会の「つどい」で講演し、これらの疑問にも答えて日本共産党の安全保障論を語りました。この講演全文を質疑応答もふくめ掲載しました。世界と日本の前途を考えるうえで、必読のブックレットです。
目 次
はじめに
一、ウクライナ侵略と日本共産党の立場
対応の最大の基準に国連憲章と国際法をおくことの重要性について
核兵器問題──「核抑止」論を打ち破る論戦について
綱領の世界論──危機は深刻だが、歴史は無駄に流れていない
「どんな国であれ覇権主義を許さない」──日本共産党の歴史と綱領について
二、危機に乗じた9条改憲を許さず、9条を生かした平和の外交戦略を
日本における現実の危険は何か──安保法制のもとでの「敵基地攻撃」
東アジアに平和をつくる日本共産党の「外交ビジョン」について
三、安保条約と自衛隊に対する日本共産党の立場について
異常な対米従属をどうやって打破していくか
自衛隊の段階的解消の方針について
質疑応答