何が秘密かも秘密にして、憲法の基本原理である基本的人権を踏みにじり、日本を「アメリカとともに戦争する国」につくりかえようとする。「秘密保護法」の危険なねらい、しくみ、国民生活への影響などをわかりやすく説く。
国民の過半数が反対し、各界からも反対の声が次々とあがっている、世論と運動の広がりを伝え、法案の成立を阻止する力になる。
〈目次〉
法案のしくみ 何が秘密かも秘密
秘密保護法が成立したら…
突然逮捕、容疑は不明
コラム 戦前の日本―国民生活をすみずみまで監視し、逮捕も 原発情報も「特定秘密」
密約の山、日米安保の闇さらに
集会の訴えや取材の指示まで罪に
家族・友人も身元調査
国会議員にさえ懲役刑
法案のねらい 戦争国家づくり
知る権利と両立せず
広がる反対の世論と運動
国会提出された「秘密保護法案」〈抜粋〉