DV等で避難してきた子どもたちが安心して過ごせる環境をつくる手立てが必要――上原けんさく東大阪市議(後編)

2021年2月24日

 DVなどで転居してきた単身家庭の場合、子どもが知らない場所に移り住むことになるので、相談できる信頼できる仲間づくり、子どもたちが、安心して過ごせる環境をつくる手立てが社会的に必要だと感じます。「遊びたい」「学びたい」という子どもたちの思いにこたえるためにも、子育て中の若い党員、生活相談者、支持者のつながりに広く呼びかけて、「勉強会」「勉強会」「クリスマスパーティー」「みかん狩り」「ほたる鑑賞ツアー」「無料塾」など子どもと親を大切にする取り組みを行ってきました。相談の中でつながった子ども自身と結びつく努力をしていると、やがてはそれが子どもが人として成長することにつながるかなと思います。

 

 ほんの一時期ですが、児童養護施設に預けられた子どもが、「うちらも助けてもらったから、今度は助けられるように、児童養護施設で保育の仕事したい」と連絡くれたことがありました。残念ながら、学費の不安や親の病気などで、保育士の夢はかないませんでしたが、今は結婚をして子育てに頑張っていて、「幸せやで」といっています。

 

 困っている家庭を孤立させず、社会的にみんなで子育てをしていくことが、子どもの成長発達につながると思います。

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