私と「赤旗」 創刊87周年 1928-2015

生業訴訟原告弁護団事務局長 馬奈木厳太郎さん

他にない優れた公害報道

生業訴訟原告弁護団事務局長 馬奈木厳太郎さん

 公害裁判報道で大切なことは、一人ひとりの被害の掘り起こしと、全面救済を勝ち取る筋道について伝えることだと思います。

 「しんぶん赤旗」は、生業訴訟が始まる前から福島第1原発事故の被害実態を報道してきました。

 被害者たちが裁判闘争に入ってからも系統的に訴訟の進行について伝えてきました。節々では経過と争点が分かる解説記事も掲載しています。福島県に限定せずに全国に発信していることが他紙にない大切な視点です。

 「福島に生きる」の連載では、原告の言葉で被告の国と東京電力にたいする悔しさ、怒りをリアルに描いて原発事故を告発しています。

 「被害に始まり、被害に終わる」という公害報道の基本を忠実に追い求めていて、他紙にない優れた報道です。

 (2015年2月1日)