私は60年安保、中ソ論争をきっかけに「赤旗」を読みはじめ、50年来のお付き合いです。当時、中国の「文化大革命」を各紙は褒めたたえたけど、「赤旗」だけは本質をズバリ書いていて実に堂々としていた。日本人の誇りだと感じました。
その後、農業で言えば自民党政権が行った農産物の輸入自由化、「ウルグアイ・ラウンド農業合意」などを一般マスコミは持ち上げ、「住専問題」では農業協同組合の悪口を散々書いていた。腹が立ってしょうがなかったです。「赤旗」だけが農業と農協を応援してくれたことが力になり、励みになりました。
いま国政の大問題になっているTPP(環太平洋連携協定)では、われわれの知りたいことを詳しく報道し、反対運動もフォローしてくれている。北海道でTPP参加反対が農協、医師会だけでなく広がっていることに「赤旗」は相当、貢献していると思います。
「赤旗」はTPPにしても農業の問題にしても、世界で最先端の問題を理論的根拠に基づいて書いている。私は各地で講演に呼ばれることがあり、その際は欠かせない情報源です。
大企業からの広告をもらわない新聞だからこそ大企業の批判も堂々とできる、そこをもっとアピールしてもいいですよね。これからもがんばっていただきたいです。
( 2013年2月2日付)