2006年8月27日(日)「しんぶん赤旗」
岐阜県民として恥ずかしい
「裏金」追及に共感
党が宣伝
岐阜県庁の「裏金づくり」問題で、同県の日本共産党支部は、前知事や県中枢部の責任追及と処分を求める署名に取り組んでいます。岐阜市長良の三支部は二十五日夕、地元の大型スーパー前で署名を呼びかけました。
県議候補の大須賀しずか市議、井深正美市議が「奪われた税金を取り戻すまで、徹底的に追及するために、署名に怒りをぶつけてほしい」と訴えました。行動には九人が参加し、七十九人分の署名が寄せられました。
提灯の絵付けをしているという女性(63)は「背中が曲がっても働き、九十代の両親の老老介護をしている。毎日が大変なのに、県庁の裏金を知り、あぜんとしている。徹底して追及してほしい」と話していました。
多治見市の二支部もこのほど六人が参加して三輪ひさ子市議候補を先頭に訴え対話しました。
「岐阜県ナンバーの車で他県の温泉宿に泊まったが、岐阜県民であることが恥ずかしかった」「署名に協力します。がんばってください」と対話がすすみ、五十二人分の署名が寄せられました。
日本共産党県委員会と同岐阜地区委員会は署名を集約し、二十九日に県庁へ要請行動をします。