2006年6月27日(火)「しんぶん赤旗」
福井総裁 世論は「辞任」7割超
福井俊彦日銀総裁が「村上ファンド」に一千万円を投資し、千四百七十三万円の利益を得ていた問題で、新聞・テレビ各社の世論調査では、「責任を取って辞任すべきだ」という回答が七割を超えました。
二十六日放映されたテレビ朝日系のANNの世論調査では、「村上ファンドへの投資問題の責任を取って辞任すべきだと思う」という回答が76%にのぼり、「思わない」は16%にとどまりました。福井氏が、投資の目的は「村上氏の志を激励するためだった」と説明した点については、「納得しない」が79%に達しています。
「産経」二十五日付の首都圏世論調査でも「辞任すべきだ」という回答が71・6%に上っています。