2006年5月15日(月)「しんぶん赤旗」
ハンセン病市民学会閉幕
2部会発足
ハンセン病市民学会第二回総会・交流集会(富山市内)が十四日、二日間の日程を終えて閉幕しました。同日は分科会と宗教、家族部会などの各部会の総会が行われ、青年・学生部会、教育部会が発足しました。
入所者・退所者の豊かな生活を権利として考える分科会では、多磨全生園で医師をしていた並里まさ子おうえんポリクリニック院長が療養所医療の現状を訴え。「ハンセン病患者は療養所の病院に行くしかないが、療養所の医療は閉鎖的で専門知識を持っている医師が少ない。そのために医療過誤が起きている」とのべました。
各部会の報告分科会では、入所者の家族である女性が家族であることで受けてきた「差別」について告発し、「両親が自分を産むためにどれほどの犠牲をはらったか計り知れないのに、世間の目におびえその両親を隠してきた」と苦難の半生を振り返りました。
教育部準備会からは全生園の近くの小学校に勤務する佐久間建氏が、児童と入所者の触れ合いに重点をおいて教育していることを報告しました。

