2006年4月11日(火)「しんぶん赤旗」
京都府知事選
衣笠氏34%得票
九日投票の京都府知事選では、労組・民主団体や日本共産党、幅広い個人でつくる「民主府政の会」の衣笠洋子さん(56)が、二十六万九千七百四十票(得票率34・38%)を獲得しましたが及ばず、自民、公明、民主、社民推薦の山田啓二氏(52)が再選しました。投票率は過去最低の38・44%。
九日午後九時すぎ、拍手で事務所に迎えられた衣笠さんは、「府民の暮らし・営業の悲痛な声にこたえられなかったことはつらい。しかしその声を受けとめて力いっぱい走ってきた。これからも府民の声を届けていくために力強く歩んでいきたい」と決意を語りました。
山田氏の得票が、昨年総選挙の「オール与党」比例票の46・5%にとどまったのに対し、衣笠さんは、日本共産党比例票の139・5%を獲得。マスコミの出口調査では、無党派層の半数近く、民主党支持者の三分の一、社民党支持者の71%が衣笠さんに投票しました。
今回の知事選は、小泉政治五年、山田府政四年の“痛み”おしつけのなかで、府民と心かようあたたかい女性知事か府民に冷たい官僚知事かを争点にたたかわれました。
衣笠さんは、三万一千人の府民アンケートを出発点に、「暮らしの目線」「ネットワーク」「憲法」をキーワードにした政策を訴え、党派を超えた共感を広げました。
一方、悪政への居直りと、暴言を繰り返した山田氏は「信頼を得られた」としますが、マスコミも「山田氏の得票数も全有権者の約25%にとどまった。潜在的な批判票は見逃せず、重く受け止める必要がある」と、クギを差しています。(十日付京都新聞夕刊)
「民主府政の会」は十日、声明を発表。府民や全国の支援に感謝をのべるとともに、「私たちはただちに、知事選挙でよせられた多くの府民の声と要求の実現へ、たたかいをすすめていく決意です」としています。
当山田 啓二 無現
五一四八九三
衣笠 洋子 無新
二六九七四〇

