2005年10月29日(土)「しんぶん赤旗」
旧四町の住民と力をあわせ公正・清潔な町つくりたい
兵庫・佐用町長選 山田兼三さんに聞く
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■来月8日告示 あす町民のつどい
兵庫県南光町を含む四町合併で発足した佐用町の町長選が十一月八日告示・十三日投票でおこなわれます。日本共産党員で七期二十五年、南光町長を務めた山田兼三さん(57)=無所属=が出馬します。三十日には山田さんを推す「明るい新佐用町をつくる会」主催の町民のつどい(午後六時半、さよう文化情報センター)も開かれます。町長選を前に山田さんに思いを聞きました。
――新しい佐用町の町長選に立候補した動機を聞かせてください。
七期二十五年にわたり南光町長を務めさせていただき、「住民が主人公」の町づくりを町民のみなさんとともにすすめてきました。この実績と経験を生かして、合併後の新しい町全体が明るくて住みよく、きめこまかい施策の行き届いた町政を実現したいと思い、立候補を決意しました。
――全国的にも注目された南光町政を振りかえって思うことは。
二十五年前、「解同」の一部幹部による横暴で南光町政は混乱していました。町長に就任し町政を正常化した私は、思想・信条の違いをこえて町民のみなさんと力を合わせることを町づくりの基本にしました。そこでまず、じかに町民の声を聞こうと開いたのが全集落での住民懇談会です。私の考えを話し、町民からは要望や意見を出してもらいました。懇談会が原動力になってさまざまな事業に発展していったと思います。
国・県の補助も得て学校施設や上下水道、道路、ほ場の整備、文化センターや総合スポーツ公園「若あゆランド」、健康福祉センターなどの建設ができました。歯科保健センターは、八十歳になっても二十本の歯を残す「8020運動」で全国の先駆けとなりました。毎年大勢でにぎわうひまわり祭りをはじめ、ひまわりによる町おこしもすすめてきました。
――合併後、山田さんは旧南光町以外の各町でも、集落ごとの住民懇談会を開いていますね。
新しい町でも住民の声を聞くことを基本にしたいと思ったからです。合併した四町はこれまでも広域行政のとりくみや老人会、学校などの関係で連携してきました。それらを通じて他町のみなさんも、南光町のとりくみを見ていただいていたと実感します。
懇談では「同和問題のたいへんな状況をよく治めた」「スポーツ運動公園はゲートボールや野球、テニス大会で利用している」「ひまわり祭りをよく成功させた」と、七期二十五年の南光町のとりくみについて励ましと評価の声を聞きます。二十五年間の町政で汚職がなく、公正・清潔な町政を貫いたことも多くの方々から評価をいただいています。
――山田さんの訴えは新町の住民のなかにどのように響いていますか。
旧南光町のお年寄りの外出支援サービス(ひまわりサービスなど)、旧佐用町や南光町の福祉タクシーの充実は、他町のお年寄りからも「通院や買い物に便利。ぜひ実現して」という声が多く寄せられています。
合併した町はどこも農村地域です。「ひまわりはもちろん各町の特産物を育成し農業を振興してほしい」という声も強い。町民と専門家、職員、関係団体代表らが集う「百人委員会」を開き、町の産業振興策を話し合いたい。
子育て支援策の充実や若者が定住できる施策への共感もあります。活気ある町づくりに全力をあげたいですね。
――町長選は旧佐用町長、旧上月町長の立候補が予定されていますが、決意をお聞かせください。
旧南光町にとどまらず、旧佐用町、旧上月町、旧三日月町の幅広い町民と力を合わせ、利権や不公正のない清潔で明るい町、「住民が主人公」の町づくりをするため、なんとしても勝ち抜きたい。
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【支援先】明るい新佐用町をつくる会 TEL0790(82)2372、ファクス0790(82)4952
▽募金振込先=郵便普通口座 14280―3654021 明るい新佐用町をつくる会
▼佐用町 十月一日に発足した佐用町は、佐用郡の佐用町(約八千四百人)、上月町(約五千五百人)、南光町(約四千四百人)、三日月町(約三千四百人)が合併したもの。人口は約二万二千人。面積の八割は山林で、千種(ちくさ)川水系に百四十二の集落があります。


